Web制作
Safari14、iOS14、iPadOS14がWebP画像形式に対応!
2020年09月25日 8:00
こんにちは!社員Kです。
本日は、Apple系端末でもサポートを開始した「WebP」形式の画像フォーマットについて紹介します!
今年の6月にAppleから正式サポートが発表され、2020年9月から配信が始まる新しいOSで、WebP形式の画像を利用できるようになりました。
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WebPとは
WebPは、2010年9月にGoogleが発表した、ウェブサイトのトラフィック量軽減と表示速度短縮を目的とした画像形式です。
現在のWebページで主に利用されている「JPEG」「PNG」「GIF」形式の画像の代わりとなることを目的としています。
高圧縮の画像形式・メリット
WebPは、JPEGと比較して約25-34%、PNGと比較して約28%ファイルサイズが小さくなると言われています。
WebPを使うことでウェブサイトのトラフィック量軽減と表示速度短縮につながります。
現在のウェブサイトにおいては、ページの表示速度はとても重要な要素となっており、Google検索エンジンのランキング指標の1つにもなっています。
またECサイトにおいて表示速度が1秒速くなると売上が10%上昇する、とも言われています。
現在、新型コロナウィルスの影響で様々な業種でオンライン販売の需要が高まっており、さらに重要な要素となってくる思われます。
いままでは、iOS・iPadOS・Safariに対応していなかった
JPEGよりも軽量で、PNGのように透過背景にも対応している便利なWebP形式画像ですが、これまでは主にWindows・Andoroidのモダンブラウザのみの対応でした。
ウェブサイトで利用する場合は、SafariやiOS用に従来のJPEG・PNGに切り替えて表示する対応が必要でした。
2020年9月から配信されている「iOS 14」「iPadOS 14」「Safari 14」でついにサポートが発表されました。
※2020年9月17日から配信開始
WebPのサポート状況はこちらから↓↓
今後、WebPフォーマットが主流になる?
ついにApple系端末でのサポートがされたWebPですが、ウェブサイトで利用する場合は、しばらくは非対応ブラウザへのサポートも必要になるため、JPEG・PNG形式と併用しながらの利用になると思います。
WordPressなどのCMSで構築しているウェブサイトであれば、プラグインなどで自動的に変換してくれたり、CDNを利用した画像配信でも自動的にWebP形式に変換してくれるサービスもあるようですので、WebPを利用したウェブサイトが増えてくるでしょう。
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この記事を書いた人
社員K
福岡でWebプログラマー・フロントエンドエンジニアとして10年目。まだまだ勉強することが沢山あるなぁと最近良く思います。日本語には自信があります。すぐに効くダイエット情報募集中!