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WordPressがPHP5.2〜5.5のサポートを終了に!バージョンアップする方法
2019年03月25日 8:00
おはようございます!社員Aです👩
今回は、WordpressがPHP5.2〜5.5のサポートを終了にするということで、詳細や対策をまとめていきたいと思います。
もくじ
WordPressがPHP5.2〜5.5のサポートを終了にすると発表
WordPressはPHP 5.2 – 5.5のサポートを正式に終了し、最低限必要なPHPバージョンを5.6に上げました。
昨年12月に発表された計画では、2019年頭に最低限必要なバージョンを更新し、結果に応じて2019年12月には再びPHP 7に更新する予定でした。
PHP5.5以前のサイトはまだセキュリティアップデートを受けられますが、WordPressをアップグレードすることができません。
およそ20%のユーザーがバージョン5.5以前のバージョンを使用しているそうです。
WordPress公式が推奨している環境はPHPバージョン7.3以降
WordPress公式では、下記の環境を推奨しています。必須ではありませんが、セキュリティ向上のために推奨されています。
- PHPバージョン7.3以降
- MySQLバージョン5.6以上または MariaDBバージョン10.0以上。
- HTTPSサポート
PHP5.5以前のバージョンを使用している場合のバージョンアップ方法
PHP5.5以前のバージョンを使用している場合は、バージョンアップしましょう。下記の手順でバージョンアップできます。
PHPをバージョンアップする前に
PHP のバージョンアップに特に問題はないはずですが、必ずないとは保証できません。そのためバージョンアップ前に、下記のことを確認しておきましょう。
サイトをバックアップを作成する
バックアップがあれば何か起きた場合にサイトを現在の正常な時点に戻せます。無料のバックアッププラグインがいくもありますので、プラグインインストールしてバックアップを取得してください。
WordPress 本体、テーマ、プラグインをアップデートする
WordPress 管理画面の左サイドメニューから「更新」を選択し、すべてを更新してください。完了したら、サイトが正しく動作していることを確認してください。
PHP の互換性をチェックする
PHP Compatibility Checker プラグインをインストールし、テーマやプラグインの互換性をチェックしてください。
以上の手順を終えれば、WordPress サイトの PHP をバージョンアップできます。サイトのパフォーマンスを向上し、安全性を高めましょう。
契約しているサーバーでPHPをバージョンアップ(エックスサーバー編)
「PHP Ver.切替」をクリック
サーバーパネルへログインし、「PHP Ver.切替」をクリックしてください。
変更後のバージョンを設定
現在のバージョンを確認し、「変更後のバージョン」より変更希望のバージョンを選択ください。
選択後、「変更」をクリックしてください。
契約しているサーバーでPHPをバージョンアップ(さくらサーバー編)
『PHPのバージョン選択』をクリックします。
プルダウンで『PHPx.x』を選択し、『変更』ボタンを押します。
まとめ
PHP 5.6はWordPressを実行するための新しい最低限必要なバージョンですが、プロジェクトの技術要件ページでは、ユーザーにホストにPHPバージョン7.3以降を推奨しています。PHP 7以降では、ユーザーにとってパフォーマンスが大幅に向上します。
PHP5.5以前のサイトはまだセキュリティアップデートを受けられますが、WordPressをアップグレードすることができませんのでもしお使いのPHPのバージョンが該当する場合はアップデートしましょう。
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この記事を書いた人
社員A
入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺