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IE11のサポート終了について知っておくべきこと
2021年10月12日 9:00
こんにちは!社員Kです。
本日は、Microsoft IE11のサポート終了について、知っておくべきことをまとめてみます。
もくじ
IE11のサポートが終了すると何が起きる?
これまで、多くのWEB制作者を悩ませてきたIE11について、Microsoftは2021年5月19日にサポート終了日程を発表しました。
IE11のサポート終了はいつ?
段階的にサポートが終了され、最終的には2022年6月16日(日本時間)にほぼすべてのプラットフォームでIE11のサポートが終了になります。
IE11のサポートが終了すると、どうなる?
サポート終了後に IE を起動しようとすると、Microsoft Edge が起動するよう変更されます(※)。
そのため、IE のみで動作するよう作成されたコンテンツを IE で閲覧できなくなります。
IE コンテンツの利用者や提供者は、他のブラウザへの移行やコンテンツの改修等、速やかな対策の実施が求められます。
※ Windows Update が適切に行われている必要があります。
どのような対応が必要?
IEでのみ動作するソフトウェアを提供しているソフトウェア提供者は、他ブラウザ(Google ChromeやFirefox、Microsoft Edge)で動作するように対策を行う必要があります。
該当するソフトウェアを利用しているユーザーは、ソフトウェア側での対応がなされない場合、他のアプリケーションに乗り換えるなどの代替策を検討する必要があります。
一部の銀行系システム(ネットバンキング)などで、IEのみサポートのサービスがまだ残っているかもしれません。
国税庁のオンライン確定申告サービス「e-Tax」は現在、IE11が推奨環境となっているようです。
今後、Edge対応などが進むと思いますが、こういったサービスをご利用の方は、注意が必要です。
また、社内のシステム管理を担当している方は、社内でIEのみサポートしているソフトウェアを使用していないか確認が必要になるでしょう。
WEB制作現場での変化
IE11のサポート終了に伴い、混乱が起きる可能性がありますが、私たちWEB制作の人間にとっては、「やっとか」という感想が正直なところでしょう(笑)
IE未対応のCSS関数などが自由に使えるようになる
background系の合成処理や、object-fit、filter系の処理など。これまでIE向けに別途対応が必要だった処理が不要になり、作業の工数や動作確認の手間が減りそうですね。
これまでIEしか使ってこなかったクライアントには別ブラウザの案内が必要になるかも
IEサポート終了後は自動的に Edge が開かれるようなので、まったく閲覧できなくなる心配はなさそうですが、知らずに Edgeに切り替わると混乱してしまうお客様も出てくるかもしれません。
そういった場合に備えて、案内できるように準備をしていた方が良さそうです。
HP制作で多く使われる WordPress も最新バージョン5.8ではIEのサポートを終了していますね。
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この記事を書いた人
社員K
福岡でWebプログラマー・フロントエンドエンジニアとして10年目。まだまだ勉強することが沢山あるなぁと最近良く思います。日本語には自信があります。すぐに効くダイエット情報募集中!