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「Firefox 67」正式リリース 最大80%高速化・プライバシー保護強化など
2019年05月29日 8:00
こんにちは!社員Aです👩
今回は5月21日に正式リリースされた「Firefox 67」について書いていきたいと思います。
もくじ
さらに高速化したFirefox
今回のFirefoxの最新リリースでは、パフォーマンス管理に優先順位をつけることで高速化を実現しています。
最も使用頻度の低い機能の優先順位を落とす
れる可能性があると思われる部分を確認し、ページをすばやく「ペイント」することで、より迅速に閲覧できるように。
これには、Instagram、Amazon、およびGoogle検索用のメインスクリプトの実行速度を40〜80%速くするために、最初に必要なものに対してスクリプトを優先させるためのset Timeoutの遅延が含まれます。
ページ読み込み後に代替スタイルシートをスキャンし、記入する実際のフォームがない限り、自動入力モジュールをロードしません。
アイドル状態のタブを一時停止する
すべてのタブを開いたままにしておくと、コンピュータのメモリが消費され、パフォーマンスが低下します。
そのため、Firefoxはコンピュータのメモリが不足しているかどうかを検出するようになりました。これは400MB以下と定義されているようで、しばらく使っていなかったり見なかった未使用のタブを中断します。
カスタマイズ後の起動が早い
お気に入りのテーマのようなアドオンを使ってブラウザをカスタマイズしたユーザーのために、たとえば季節の季節に変更したり、人気のある広告ブロッカーの1つを利用したりします。その後の起動時に、ブラウザは不要な作業をスキップします。
新しいプライバシー保護
2018年に、デスクトップでのオプトイン追跡保護、iOSでのデフォルトの追跡保護、そして人気のあるFacebook Container Extensionなどのプライバシー重視の機能を開始しました。
今回のリリースでは、Firefoxを使用しているときにオンラインで安全に感じることができるように、プライバシー機能が設定されています。
主に下記のような機能です。
フィンガープリントと暗号化のブロック
この機能を有効にするには、アドレスバーの小さな「i」アイコンをクリックし、「コンテンツブロック」の下の右側にある「カスタム」ギアをクリックします。
左側にあるプライバシーとセキュリティをクリックします。そこから、ユーザーはコンテンツブロックが一番上に表示されます。
[カスタム]を選択し、[Cryptominers]と[Fingerprinters]をオンにして、両方がブロックされるようにします。
プライベートブラウジング
Firefoxが提供する多くの種類のプライバシー保護のうち、プライベートブラウジングは引き続き最も人気のある機能の1つです。
プライベートブラウジングでは、ブラウザウィンドウを閉じるとCookieが削除され、履歴は追跡されません。さらに、プライベートブラウジングはデフォルトでトラッキングクッキーをブロックします。
毎回パスワードを入力する手間をかけずにプライベートブラウジングのサイトにアクセス
今回のリリースでは、毎回パスワードを入力する手間をかけずにプライベートブラウジングのサイトにアクセスできます。プライベートブラウジングでWebサイトのパスワードを登録して保存することで、通常モードと同じように機能します。
アドオン/ Web拡張機能の有効化または無効化
今回のリリースから、プライベートブラウジングで拡張機能の有効化・無効化ができるようになりました。
拡張機能のインストールの一環として、Firefoxはデフォルトで「許可しない」でプライベートブラウジングでの実行を許可するかどうかが表示されます。
今回のリリースより前にインストールした拡張機能については、アドオンメニューに行き、管理したい拡張機能をクリックするだけでプライベートブラウジングを有効または無効にすることができます。
すべての人がオンラインでアクセスできるようにする
今回のリリースでは、キーボードでアクセス可能なブラウザのフルツールバーが公開されました。
この機能を使用するには、単に「タブ」または「矢印」キーを押して、拡張ボタン、ツールバーボタンオーバーフローパネル、メインのFirefoxメニューなど、ツールバーの右端にあるボタンにアクセスします。
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この記事を書いた人
社員A
入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺