楽天
楽天商品画像登録ガイドラインの画像判定ツールが登場!使い方のすべて
2018年12月15日 8:00
おはようございます!社員Aです👩
今回は、以前記事にも書いた「楽天商品画像登録ガイドライン」で楽天公式から画像判定ツールが登場しましたので、その使い方をご紹介したいと思います。
▼楽天商品画像登録ガイドラインの改定についてはこちら
もくじ
楽天公式から2種類の画像判定ツールが登場
2018年7月19日(木)に楽天から「商品画像登録ガイドラインの遵守必須化に伴う改定」についての案内があり、下記が遵守必須化になり、違反するとペナルティの対象となります。
- テキスト要素占有率21%以上禁止
- 枠線・帯の使用禁止
- 幾何学模様やデジタルパターン・目立たせる目的の奇抜な色の背景・背景と商品の合成禁止
この発表から2ヶ月後となる2018年9月13日に、楽天は判定対象の画像をガイドライン違反でないか自動的にチェックしてくれるツール「商品画像判定ツール」をリリースしました。
「商品画像判定ツール」には2種類あり、今回はそれぞれの使いかたをご紹介していきたいと思います。
- 1枚ずつ画像を判定する判定結果を確認できる「画像判定ツール」
- 最大200件まで一括で判定結果を確認できる「商品画像一括判定ツール」
1枚ずつ画像を判定する判定結果を確認できる「画像判定ツール」の使い方
まずは、1枚ずつ画像を判定する判定結果を確認できる「画像判定ツール」の使い方からです。
1.商品個別登録画面の「商品画像(1)」に画像URL を入力
RMSの商品個別登録画面の「商品画像(1)」の項目内に、判定したい画像URLを入力します。
2.「画像判定ツールを起動する」ボタンをクリック
URLを入力したらすぐ下にある、「画像判定ツールを起動する」ボタンをクリックします。
3.判定結果を確認
「画像判定ツールを起動する」ボタンをクリックすると、判定結果画面が別ウィンドウで表示されます。
商品画像の「テキスト要素占有率」「枠線」「背景」の項目ごとの判定結果と、それらを元にした統合判定結果が記載されます。
項目ごとの判定について
- [◎]の項目は、ガイドライン適合と判定されています。
- [×]の項目は、商品画像登録ガイドラインを確認の上、修正が必要です。
- [△]の項目は、今後修正が必要になる可能性があります。
最大200件まで一括で判定結果を確認できる「商品画像一括判定ツール」の使い方
続いて、最大200件まで一括で判定結果を確認できる「商品画像一括判定ツール」の使い方です。
画像をある程度修正し、まとめて判定したい場合はこちらの一括判定ツールがおすすめです。
1.画像一括判定の画面を開く
RMSの 店舗設定 > 3画像・動画登録 > 画像一括登録/削除/商品画像一括判定に進み、「商品画像一括判定依頼」のリンクをクリックします。
2.判定依頼ファイルのフォーマットダウンロード
「商品画像一括判定依頼」の画面が開きますので、まずは判定依頼ファイルのフォーマットをダウンロードしましょう。
「※判定依頼ファイルのフォーマットは こちら よりご確認ください。」をクリックし、ダウンロードします。
3.判定依頼ファイルの作成
ダウンロードしたフォーマットをもとに、確認したい画像URLを入力して判定ファイルを作成します。
画像URL入力例
- https://image.rakuten.co.jp/_testshop/cabinet/hoge.jpg
- https://www.rakuten.ne.jp/gold/_testshop/cabinet/hoge.png
※一度に依頼できる件数は200件までです。
※ファイルはCSV形式で作成してください。
※改行コードはCRLF、LFのみに対応しています。
4.判定依頼ファイルをアップロード
「ファイルを選択」ボタンをクリックし、作成したファイルをアップロードし、「確認を依頼」ボタンをクリックします。
5.一括判定依頼完了
依頼が完了すると、一括判定履歴画面へ遷移します。
ステータスが「実施中」の依頼が一覧に表示されることを確認します。
- 判定結果のダウンロード開始までには、しばらく時間がかかります。
- 判定結果がダウンロードできるまで、次のCSVファイルのアップロードはできません。
※一括判定処理が完了すると、「R-Cabinet商品画像一括判定完了」という件名のメールが配信されます。
6.商品画像一括判定履歴の画面を開く
続いて、商品画像一括判定結果を確認します。
RMSの 店舗設定 > 3画像・動画登録 > 画像一括登録/削除/商品画像一括判定に進み、「商品画像一括判定履歴」のリンクをクリックします。
7.判定結果のサマリを確認する/結果ファイルをダウンロードする
ステータスが「完了」になっている判定依頼には、総合判定の◎/△/×の合計件数が表示されます。
※ファイル内にURL不正等エラーでチェックできない行があった場合、結果の件数に含まれません。
ステータスが「完了」になっている判定依頼には、「DL」リンクが表示されます。リンクをクリックすると、結果ファイルがダウンロードできます。
8.判定結果の詳細を確認する
結果ファイルには、商品画像の「テキスト要素占有率」「枠線」「背景」の項目ごとの判定結果と、それらを元にした「総合判定」が記載されます。
項目ごとの判定について
- [◎]の項目は、ガイドライン適合と判定されています。
- [×]の項目は、商品画像登録ガイドラインを確認の上、修正が必要です。
- [△]の項目は、今後修正が必要になる可能性があります。
※総合判定が[エラー]の場合、結果ファイルの備考欄にエラー内容が表示されます。時間を置けば判定できる場合もありますので、内容を確認の上再度判定依頼を行ってください。
まとめ
自分自身では判断しづらい画像も商品画像判定ツールを使えば個別もしくは一括で簡単にチェックできます。
しかし、まだツール自体の精度はそれほど高くなく、判定結果が「”-“(適合判定ができなかった)」となるケースが多いです。
複雑な画像の判定は難しいため、これからのツールの機能向上に期待したいと思います。
関連記事
この記事を書いた人
社員A
入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺