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Firefox 63が正式リリース!新機能を詳しくまとめました!【何が変わった?】
2018年10月25日 12:20
こんにちは!社員Aです👩
以前の記事で「Chrome 70」のリリースについて詳しく書いたのですが、10月23日にFirefox 63が正式リリースされましたのでこちらについても詳しくまとめていきたいと思います。
▼Chrome70についてはこちら
もくじ
10月23日にリリースされた「Firefox 63」
10月23日にFirefox63が正式リリースされました。
パフォーマンスやビジュアルの改善点や新機能も含めて詳しくまとめていきます。
「Firefox 63」新機能
「Firefox 63」で新しく追加された部分についてまとめています。
Windowsユーザーのパフォーマンスとビジュアルの改善
- Windows上のFirefoxのビルドインフラストラクチャをClangツールチェーンに移行し、重要なパフォーマンス向上
- FirefoxのテーマがWindows 10 OSのダーク&ライトモードと一致するようになりました
macOSユーザーのパフォーマンスの向上
- 反応性の改善
- より速いタブ切り替え
- WebGLのパワープリファレンスにより、パフォーマンスが重要でないアプリケーションやアプレットは、マルチGPUシステムの高出力GPUではなく低電力GPUを要求できます
コンテンツブロッキングの強化
Firefox63では、サードパーティのトラッキングCookieをブロックしたり、すべてのトラッカーをブロックしたり、コンテンツブロッキングを有効にしても正しく動作しない信頼済みサイトの例外を作成することができます。
その他新機能
- WebExtensionsはLinux上で独自のプロセスで実行されるようになりました
- メインメニューから終了するときに複数のウィンドウとタブを開いていることを警告するようになりました
- アニメーションを減らすためのオペレーティングシステムのアクセシビリティ設定を認識するようになりました
「Firefox 63」改善点
「Firefox 63」で改善された部分は、主に下記の3点です。
- ライブラリでは、個々のブックマークのサイドバーで開く機能が削除されました
- [ 更新を確認しない ]オプションはabout:preferencesから削除されました。DisableAppUpdateエンタープライズポリシーを代用として使用できます 。
- Ctrlキー+タブのショートカットは現在、タブを通して、タブとサイクルのサムネイルプレビューを表示します。
「Firefox 63」WEB制作者に関わる改善点
「Firefox63」から、開発者ツールメニューのビジュアルスタイルをリフレッシュして、ナビゲーションと一貫性が向上されました。
また、Dev Toolsのアクセシビリティインスペクタがデフォルトで有効になりました。このツールは、現在のページ上の支援技術にさらされている情報を表示し、欠落しているものや注意が必要なものを確認することができます。
その他には、Webコンポーネントカスタム要素と影DOMのサポートが追加されました。
まとめ
Chromeの方でも力を入れている「トラッキングCookieをブロック」なども今回のバージョンアップで改善されていました。
また、Win・Mac両方でのパフォーマンス向上も嬉しいですね。
そしてデベロッパーツール(開発面)では、アクセシビリティに関してのツールがサポートされており、ユーザビリティの向上するWEB制作には欠かせない機能が少しずつ増えてきているのに感心しました。
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この記事を書いた人
社員A
入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺