非デザイナーでも画像加工できる便利なツール【ClipDrop】

         

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非デザイナーでも画像加工できる便利なツール【ClipDrop】

2023年07月18日 8:00 

非デザイナーでも画像加工できる便利なツール【ClipDrop】

こんにちは、hgmです🌸

本日は今Web業界で話題になっている「ClipDrop」についてご紹介します!

 

ClipDrop」は、ブラウザ上でPhotoshopのような画像加工ができたり、類似する画像を新たに生成できるAIツールです。

実際にどのような事ができるか見ていきましょう!



STABLE DIFFUSION XL(高解像度のAI画像生成)

キーワードを入れるとAIが画像を生成します。

試しに「cat walking」と入れてみます。

生成に2〜3分ほどかかり、画像が4つ生成されました。

気に入らなれば、「Re-generate all images」でもう一度生成できます。

ダウンロードした画像が下記になります。

2048×2048pxの高画質で、AIで生成したとは思えないリアルなクオリティです!

日本語のキーワードだと少し違って出てくるので英語で入力しましょう📝

 

UNCROP(画像の切れている部分を生成)

アップロードした画像の端の見えていない部分を生成します。

試しに先程AIで生成した画像をアップロードし、欲しいサイズを指定し調整します。

生成された画像が下記になります。

ほぼ違和感なく生成できていますね!面白い画像も紛れていますが、、笑

縦長の写真を横長のレイアウトに合わせる時などに使えそうです。

 

REIMAGINE XL(類似画像の生成)

アップロードした画像に似た画像を生成します

試しに以前撮影した野良猫ちゃんの写真を使ってみます。

画像をアップロードすると同じような構成の画像が出来上がりました!

こちらも様々なパターンの写真を出すことができるので、雰囲気は変えたくないけど他の画像を使用したい時にオススメです。



STABLE DOODLE(落書きをAI画像で再現)

落書きをもとにAIが画像生成し再現します。

実際に描いてみました:

恥ずかしながら物体の構図を理解しておらずセンスのかけらもありません。。

描いた絵の下の入力欄に絵のキーワードを入れ「Generate」を押します。

見事に再現してくれました。

絵心が無くてもオリジナルのイラストや写真を作ることができますね!

 

CLEANUP(不要な箇所の削除)

写真から物や人、テキストなど不要な箇所を消してくれます。

先程の野良猫ちゃんの写真の白線を消してみます。

写真をアップロードし、不要な部分をなぞり「Clean」を押します。

かなり自然とまではいきませんが、きれいに消してくれました。

Photoshopでの修正だと技術が必要ですが、なぞるだけで簡単に修正できます。

 

REMOVE BACKGROUND(背景の削除)

被写体のみを残し背景を削除します。

写真をアップロードするだけできれいに背景が消え猫だけになりました!

こちらも技術不要で簡単に修正できました

 

RELIGHT(照明の調整)

照明の位置や色、強さなどを調整できます。

こちらは残念ながら野良猫ちゃんでは検証できませんでしたので、STABLE DIFFUSION XLを使用して笑顔の若い日本人女性というキーワードで画像を作ってもらい、生成した画像と加工したものを並べてみました。

加工前
加工後

右側から赤色の光、左上から白色の光を当てているのですが、加工前と比べるとより雰囲気が良くなった気がします。

正直に言うと操作は慣れるまでに時間が掛かりますが、使いこなせるとクオリティの高い作品が出来上がりそうですね!

 

IMAGE UPSCALER(画像拡大)

高画質で画像を拡大します。

試したところ、デモほどの高画質にはなりませんでしたが、あまり画質が粗くならず2倍の大きさに変換できました。

左が元の画像で、右が拡大した画像です。

あまり過度な期待せず、小さい画像を大きくしたい時に試してみてはいかがでしょうか?

 

REPLACE BACKGROUND(背景画像の置換)

画像の背景を別の背景に置き換えます。

画像をアップロードし入力したキーワードの背景をAIで生成し置き換えてくれるようです。

残念ながらこちらは有料版のみとなり、試すことができませんでした。

 

TEXT REMOVER(テキスト削除)

画像内のテキストを削除します。

試しにGoogleのロゴTシャツの文字を消してみます。

修正前
変更後

きれいに消すことができました!

アップロードするだけで影やしわなどを考慮しAIが修正してくれます。

 

まとめ

10個の機能をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

地味に時間のかかる画像加工も、こちらのツールを使用することでかなり時間短縮できるのではないかと思います。

今回紹介した無料版だと枚数制限やサイズ制限、ウォーターマークが入りますが、有料版だと無制限の機能や取得できる枚数も多くなります。

今後クオリティの向上や新しい機能が増えていくと思うので期待できますね!

ぜひ試してみてください〜✨

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この記事を書いた人

hgm

農業高校出身フロントエンドエンジニアの社員hgmです。 猫センサー搭載済みの愛猫家。 広い視野を持って日々邁進していきます!