Web制作
WordPressで画像をWebP形式に変換してくれるプラグイン「WebP Converter for Media」
2022年05月05日 9:00 2022年05月09日
こんにちは!社員Kです。
本日はWordPressにアップロードした画像を自動でWebP形式に変換して表示してくれるプラグイン「WebP Converter for Media」の紹介です。
WebPとは何か
WebPは、2010年9月にGoogleが発表した、ウェブサイトのトラフィック量軽減と表示速度短縮を目的とした画像形式です。
現在のWebページで主に利用されている「JPEG」「PNG」「GIF」形式の画像の代わりとなることを目的としています。
WebPは、JPEGと比較して約25-34%、PNGと比較して約28%ファイルサイズが小さくなると言われています。
WebPを使うことでウェブサイトのトラフィック量軽減と表示速度短縮につながります。
現在のウェブサイトにおいては、ページの表示速度はとても重要な要素となっており、Google検索エンジンのランキング指標の1つにもなっています。
またECサイトにおいて表示速度が1秒速くなると売上が10%上昇する、とも言われています。
現在、新型コロナウィルスの影響で様々な業種でオンライン販売の需要が高まっており、さらに重要な要素となってくる思われます。
WebP Converter for Mediaの導入方法
プラグインをインストールして、既存画像の一括変換を行うだけあとは自動的にWebP形式で画像を表示してくれます。
WebP非対応のブラウザでは従来の画像形式で表示します。
プラグインのインストール
管理画面から「WebP Converter for Media」を検索してインストールするか、下のボタンからもダウンロード可能です。
ファイルを wp-content/pluginsディレクトリにアップした後、管理画面から有効化してください。
WebP Converter for Media – Convert WebP and AVIF & Optimize Images
一括変換を実行
管理画面メニュー「設定」→「WebP Converter」から設定画面を開きます。基本の設定はそのままで問題ありません。
ページ下部に「Regenerate All」というボタンをありますので、クリックすると既存の画像が一括変換されます。
変換が完了すると自動的にWebP形式で画像を表示してくれます。
いかがでしたでしょうか?
WebP形式の画像については、これまでもブログで触れてきていましたが、WordPressでの利用方法については記事にしていなかったので今回紹介してみました。
現在、ユーザーの90%以上がWebP形式をサポートするブラウザーを使用していると言われています。
WebP形式で配信することで画像の品質を損なうことなく軽量化できるため、積極的に使っていきたいと思っています。
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この記事を書いた人
社員K
福岡でWebプログラマー・フロントエンドエンジニアとして10年目。まだまだ勉強することが沢山あるなぁと最近良く思います。日本語には自信があります。すぐに効くダイエット情報募集中!