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Photoshop2022でWebPをネイティブサポート
2022年03月15日 8:00
2022年2月15日にPhotoshop2022のアップデート(v23.2)があり、プラグインなしでWebP形式ファイルの読み込みや編集、保存ができるようになりました。
そこで保存方法についてご紹介していきます。
もくじ
WebP形式とは
WebPはGoogleが開発しているWEB用の画像形式で、画像の画質を保ったまま軽量化して画像を書き出すことができます。
GoogleはWEBサイトで使用される画像にWebP形式を推奨しています。ファイルの拡張子は「.webp」が使用されており、jpeg,gif,pngに変わる次世代の画像形式として作られています。
WebP形式使用のメリット・デメリット
メリット
JPEGファイルより25~34%、PNGファイルより26%ファイルサイズを軽量化できWebサイト表示の高速化などに効果があります。また、GIFのようなアニメーション処理にも対応が可能です。
An image format for the Web から引用
デメリット
全てのブラウザで対応していません。
以前は対応しているブラウザが限定されており、非対応のブラウザでWebPを使用したい場合は、他の画像フォーマット(JPEG、GIF、PNG)へ書き出す必要がありました。
しかし現在はIEを除くほぼすべての主要ブラウザが対応していますのでデメリットはほぼないと考えられます。
アップデートによりPhotoshopにてWebP形式の編集が可能に
以前のPhotoshopではWebP公式サイトからプラグイン(WebpShop)を行い、WebP形式ファイルを編集していましたが、今回のアップデート(v23.2)よりプラグインや環境設定なしにWebP形式ファイルを開き、編集、保存することができるようになりました。
「Photoshop」デスクトップ版のバージョン 23.2でWebP形式に対応(Adobe公式Webサイトから引用)
Photoshop v23.2でのWebP形式ファイルを保存する方法
それではWebP形式ファイルの保存方法について説明していきます。
1.WebP形式の画像を保存する
「ファイル」メニューから「保存」や「別名で保存」、「コピーを保存」から画像を保存します。
2.フォーマットの選択
「フォーマット」をクリックし、「WebP」を選んで保存します。
3.WebP形式オプションパネルが出てデータ容量を抑える
保存後、WebP形式オプションパネルが出て「劣化なし」か「劣化」を選びます。「劣化」を選ぶとデータ容量を抑えることができます。
最後に
書き出しに関しては完全に対応したわけではありません。書き出すときによく使用される「web用に保存」や「書き出し形式」ではWebP形式で書き出すことはできないので注意が必要です。
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