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【Google Search Console】大幅改善!プロパティは1つの登録でOK
2019年03月30日 8:00
こんにちは、hgmです。
3月も終わりに差し掛かり、桜もまもなく満開を迎えそうですね🌸
さて、今回の記事では最近発表された、
Google Search Consoleの新しいプロパティの設定方法について調べたのでまとめます。
プロパティについて
そもそもGoogle Search Consoleとは、Googleの検索結果での自社サイトのパフォーマンスを監視・管理できる、Googleが提供する無料サービスです。(以前は「ウェブマスターツール」という名称で提供されていました。)
自社サイトを登録する祭にプロパティを追加するのですが、
下記のようなサイトを持っている場合:
- http://example.com
- http://www.example.com(wwwのサブドメ)
- http://m.example.com(モバイルサイトのサブドメ)
- https://example.com(SSL証明有り)
従来ではこれらを個別にプロパティ登録する必要がありました。
この問題を解消するため、Googleが2つの新機能を導入しました。
新機能1.同じドメインのすべてのウェブサイトを集計・検証できる【ドメイン プロパティ】
先述したように、従来ではSSL有り・無しやサブドメがある場合は個別に登録する必要がありましたが、「ドメイン プロパティ」を使用することにより、同じドメインのすべてのプロトコル、サブドメイン、パスのデータが集約されるため、手動でデータを集計する必要がなくなりました。これはかなり手間が省けますね!
ただし、ドメイン プロパティを使用するには、DNS登録の確認が必要になります。
詳しい手順はここでは割愛します。(Google公式サイトの「サイトの所有権を確認する」の「ウェブサイトを確認する」をご確認ください。)
▲赤枠がドメイン プロパティ
新機能2.1つの正規URLプロパティへのデータ統合
現在それぞれ個別に登録してある場合、同じドメインで複数プロパティがあると思いますが、その場合だと同じコンテンツの検索データをすべて表示する際、複数のプロパティを開かなければなりません。
この手間を省くために、26日にGoogleが「今後、検索指標の割り当て先を、Google 検索に表示された URL ではなく(Google が選択した)正規 URL にデータを統合する」ことを発表しました。
具体的に便利になる点としては、同じドメインで複数あるプロパティが1つの正規 URL に統合されるため、特定のコンテンツの全体像を 1 つのプロパティで把握できるようになり、AMP レポートやモバイル フレンドリー レポートのユーザビリティが向上するとのこと。
すでにデータの移行は進んでおり、2019年3月末には移行が完了する予定とのことで、自社サイトを確認してみましょう!
▲該当のプロパティを選択し、「検索パフォーマンス」のページに遷移すると「正規URLに基づくパフォーマンスデータを表示しています。」の表示がありました。
まとめ
今回はGoogle Search Consoleの新しいプロパティの機能をご紹介させていただきました。
さらに使いやすくなり、パフォーマンスも向上して無料で使用できるのは本当に助かりますね・・・!
ぜひ自社サイトのパフォーマンス向上のために今回リリースされた機能を使用しましょう!
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この記事を書いた人
hgm
農業高校出身フロントエンドエンジニアの社員hgmです。 猫センサー搭載済みの愛猫家。 広い視野を持って日々邁進していきます!