ツール
モノクロ写真を色付けしてくれる「ColouriseSG」がすごい!
2019年03月22日 8:00
おはようございます!社員Aです👩
今回は、モノクロ写真をカラーに変換してくれるオンラインツール「ColouriseSG」がすごかったので、ご紹介したいと思います。
もくじ
モノクロ写真に着色してくれるオンラインツール「ColouriseSG」
モノクロ写真をワンクリックで着色してくれるオンラインツール「ColouriseSG」。ディープラーニングツールAlgorithmiaによって、色付きの写真に変換してくれます。
どのようにして白黒画像を着色するのか?
白黒画像を色付けするために、生成的敵対的ネットワーク(GAN)として知られるディープラーニングにおける技術を採用しています。
- 最初のニューラルネットワーク – 「ジェネレータ」 – 画像内の特徴に基づいて、白黒画像内のさまざまなピクセルの色の値を予測しようとする多数の数学パラメータ(2,000万以上)を持ちます。
- 生成された色が元のカラー画像と比較してフォトリアリスティックであるかどうかを識別しようとする、2番目のニューラルネットワーク(「弁別子」)。
色付けのポイントはもっともらしい色で画像を生成することです。カラー画像が実際のスナップショットを時間内に正確に表現していることを保証するものではありません。
実際にツールを使って変換してみた
いくつかのフリー写真を使って、モノクロの写真がどのように変換されるのか試してみました。
実験1.赤ちゃんの写真
1枚目から、再現度の高さに驚きました。
赤ちゃんの繊細な肌の色から毛布までリアルに着色されています。毛布の影の部分までしっかりと再現されていますね。
実験2.草むらで横たわる少女
草と肌の判別はできるのだろうかとこちらの写真をチョイスしてみましたが、見事に再現しています。女性の髪色と肌そして背景と草まで忠実に再現されており、アンティークな雰囲気の写真だったのでないでしょうか。
実験3.ライオン
上記2つのカラー変換を通じて、人間以外の動物はどうなんだろう。という邪念が出てきたので、ライオンで試してみました。
このリアルさ、すごくないですか?モノクロ写真よりも「百獣の王」感が伝わってきます。
実験4.ビルが乱立する街の写真
今までは割とシンプルな写真だけで試してきたので、今度はビルが乱立する街の写真を使って試してみました。
複雑な写真にもかかわらず、ビルの上にかかった雲や奥にある山までリアルに再現されました。
まとめ
昔のモノクロ写真に手軽に色付けできるようになり、当時の雰囲気をよりリアルに感じられるのではないでしょうか。
こちらのサービス期間限定での公開とのことで、サーバー使用量によっては期間を延長するとのことです。
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この記事を書いた人
社員A
入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺