ほぼChromeに!? Windows10のブラウザEdgeがChromiumベース移行

         

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ほぼChromeに!? Windows10のブラウザEdgeがChromiumベース移行

2018年12月17日 8:00 

ほぼChromeに!? Windows10のブラウザEdgeがChromiumベース移行

おはようございます!社員Aです👩

Windows Centralから、マイクロソフトがEdge on Windows 10に代わるChromium搭載のWebブラウザを構築していることが発表され、話題になっていますので、詳しく書いていきたいと思います。



 

EdgeブラウザがChromiumベース移行

Microsoft Edgeはマイクロソフトが開発しているウェブブラウザで、Internet Explorerの後継として2015年にWindows 10のデフォルトブラウザになりましたが、その後シェアが大きく伸びることはなく、苦戦していると言われています。

他のGoogle ChromeやFire Foxの方が信頼性高く、性能も優れているためなかなか難しいところですね。

そして今回、Windows Centralから、マイクロソフトがEdge on Windows 10に代わるChromium搭載のWebブラウザを構築していることが発表され、話題になっています。

開発されている新ブラウザは、Google Chromeで使われているHTMLレンダリングエンジンである「Blink」を使ったWebブラウザと言われ、「Anaheim」という名前でリリースされる予定です。

 



Chromiumベースになるメリット

「Chromium」と「Blink」は、世界で最も人気のあるWebブラウザ(Google Chrome)から、SpotifyやElectronなどのクロスプラットフォームのソフトウェアフレームワークのような有名なデスクトップアプリまで幅広く使われています。

従来のブラウザから、「Chromium」ベースのブラウザになるメリットは下記の通りです。

  1. 他のプラットフォームでも使用できる(MacやLinuxなど)
  2. Chrome拡張が利用できるようになり、柔軟性が高くなる
  3. アップデートが容易になる
  4. ChromeやFirefoxのように迅速に改良や修正を加えられるようになる
  5. 「Windows 7」や「Windows 8」でも使用可能になる

特に魅力的なのは、②のChrome拡張が利用できるようになることですね。

Chromeの拡張では、様々なジャンルの拡張機能が提供されており、用途に合わせてインストールするだけで、柔軟性が高くなります。

また、今までEdgeを使えなかった「Windows7」や「Windows8」でも使用できるようになることは大きいと思います。

 



新ブラウザ「Anaheim」のリリース時期について

開発中の新ブラウザ「Anaheim」ですが、現在開発の初期段階で2019年初期にリリースされると言われています。

MacやLinuxなどOSを選ばずに使えるようになりますので、今現在ChromeやFirefoxなどのモダンブラウザを使用している方も、試してみる価値はありそうです。

 

日本でのブラウザのシェア

2018年10月時点での、国内のブラウザのシェアは下記の通りです。

これを見ると、どれだけEdgeブラウザが苦戦しているのかが伝わってきますね。

それに、未だにIEが16%も普及しているのが驚きです。「慣れ」には勝てないのかもしれません。

このシェア率の現状も含めての決断だとは思いますが、今後リリースされどのように普及されていくのか、楽しみでもあります。

順位 ブラウザ名・バージョン シェア率
1位 Chrome 69.0 36.47%
2位 IE 11.0 16.19%
3位 Chrome 70.0 6.57%
4位 Firefox 62.0 6.45%
5位 Edge 17 6.4%

 

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この記事を書いた人

社員A

入社8年目。フロントエンドエンジニア・デザイナーの社員Aです。 小動物が好きで、デグー・チンチラと暮らしています!トレンドの情報を発信できるようにがんばります☺